モバイルバッテリーの輸入にPSEの手続きはいるのか
2016年7月27日 / 電気用品安全法
許認可申請手続き専門の東京都府中市の行政書士あだち事務所の足立聖人です。
スマートフォンのバッテリー消費時に役立つモバイルバッテリー
海外で5000万以上のダウンロードを記録したスマホアプリのポケモンGOですが、日本でもポケモンGOのアプリの配信が始まり、街中のあちこちでポケモンGOをプレイしている人をよく見かけます。
ポケモンGOのアプリのダウンロードは無料ですが、プレイで使うアイテムに課金することに儲かる仕組みがあるのでしょう。
ポケモンGOをビジネスとしてみた場合に、もう一つ考えられるのがモバイルバッテリーです。
ポケモンGOはスマホに内蔵されたGPS機能を使ってスマホの位置情報を取っていますが、このGPS機能を使うとかなりバッテリーを消費します。
今まではフル充電で1日使えていたような使い方をしていた人でも、ポケモンGOをプレイすると1日たたずにバッテリー切れということもあるでしょう。
そのようなときにモバイルバッテリーがあれば、モバイルバッテリーからスマホに充電できるので、モバイルバッテリーも売れているのではないかと思います。
モバイルバッテリーは電気用品安全法の対象外
モバイルバッテリーを輸入するときに電気用品安全法について考える必要はあるかということですが、モバイルバッテリーは電気用品安全法の規制対象ではないので、電気用品安全法について考える必要はありません。
モバイルバッテリーにはリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、リチウムイオンバッテリーは電気用品安全法の規制対象になっています。
ただし、リチウムイオンバッテリーをモバイルバッテリーに内蔵した状態で輸入するのであれば、そのリチウムイオンバッテリーはモバイルバッテリーの一部という扱いになりはます。
(2018年2月2日追記)
当ブログ記事を執筆した時点ではモバイルバッテリーは電気用品安全法の対象ではありませんでしたが、平成30年2月1日以降モバイルバッテリーをリチウムイオン蓄電池として、電気用品安全法の対象とするよう解釈が改正されました。
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