コンセント付の家具と電気用品安全法(PSE)
2016年5月23日 / 電気用品安全法
許認可申請手続き専門の東京都府中市の行政書士あだち事務所の足立聖人です。
コンセント付きの家具とは
コンセントが付いている机や収納棚があります。
机の後ろ側からコードが出ており、その先のプラグをコンセントに差し込んで使います。
机の上のPCやスマホの充電をしたいときに、机の上に付いているコンセントから充電できるのでとても便利です。
このように家具にコンセントが付いているものは電気用品安全法ではどのような扱いになるのでしょうか。
コンセント付きの家具が電気用品安全法の対象
特定電気用品以外の交流用電気機械器具に電気用品に、電灯付家具、コンセント付家具、その他の電気機械器具付家具というのがあります。
コンセント付家具は電気用品安全法の規制対象としての手続きが必要になります。
最近、大型の輸入家具量販店では、消費者が組み立てるタイプの家具が販売されています。
消費者は部品を組み合わせて完成させ、完成された家具を買うよりは安く買うことができます。
消費者が組み立てる家具の場合
電気用品安全法において、電気用品の製造については、電気用品を完成させることとされていますが、消費者が家具を完成させる場合、電気用品安全法での取扱いはどのようになるのでしょうか。
消費者が組み立てる家具の場合、家具の部品に同梱される電灯やコード付コンセントについて、その輸入事業者が行う検査で製品全体の検査が行われたものとみなされます。
消費者がコード付コンセントの部分について、電気的な加工をしないことが前提になります。
主な取扱い業務
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