クリスマスツリーの電飾照明は電気用品安全法の対象(PSE)
2016年11月14日 / 電気用品安全法
許認可申請手続き専門の東京都府中市の行政書士あだち事務所の足立聖人です。
クリスマスツリーを彩るLEDライト
11月に入りクリスマス関連の商品が店頭をにぎわすようになってきましたが、クリスマスツリーはそれらの中でも代表的なものといえるでしょう。
クリスマスツリーをきれいに彩るために、ライトがチェーン状に連なっている電飾照明を飾りつけますが、この電飾照明は電気用品安全法の対象になっています。
クリスマスツリー用電飾照明はコントローラー部と電球(LED)部に分かれており、コントローラー部で電球のオン・オフを切り替えて点灯と消灯を繰り返しています。
構造的にはコントローラー部と電球(LED)部に分かれる場合であっても、電気用品安全法ではそれらをまとめて一つの電気用品として取扱っています。
電気用品の輸入事業者の義務
クリスマスツリー用の電飾照明のほとんどは外国からの輸入品だと思いますが、輸入事業者は輸入事業の届出が必要で、その製品が電気用品安全法で定められている技術基準に適合させなければなりません。
技術基準に適合していることを確認できれば、輸入事業者は対象の電気用品にPSEマークを付けることができます。
消費者がインターネット通販などで購入するクリスマスツリー用電飾照明が、電気用品安全法の技術基準に適合しているかどうかを確認するのは困難ではありますが、粗悪品の場合は出火などの事故につながる恐れもありますので注意が必要です。
電飾照明の出火で事故につながっては、楽しいクリスマスが台無しですからね。
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