数学的センスを感じる一場面
2015年8月14日 / 足立聖人の考察
許認可申請手続き専門の東京都府中市の行政書士あだち事務所の足立聖人です。
私は数学的センスを活用することで日常の計算や問題などに対応できると思っています。
では、数学的センスを感じる場面をあげてみましょう。
時速80キロで高速道路を走行中に目的地までの距離が300キロの時、目的地に着くまであと何時間かかるのかを考えたとしましょう。
単純に計算すると 300/80=3.75 なので、3.75時間すなわち3時間45分かかるのです。
車の運転中に暗算で計算するには300/80の分母分子を10で割って30/8とし、さらに分母分子を2で割って15/4とします。
分子の15に1を足して16とし、16/4=4を計算する。
すなわち4時間弱で目的地に着くと推測できるのです。
1/4時間は15分なので、4時間より1/4時間つまり15分少ない3時間45分で目的地に着くことが推測できるのです。
このときの15に1を足して16にして計算すること、1/4時間を時計の絵のイメージから15分とするのが数学的センスと思うのです。
数学的センスは生まれつきに備わっているものではありません。
いろんな経験とその経験を数学と結び付けることで備わってくるものだと思うのです。