USBが電源になる機器と電気用品安全法(PSE)

2016年11月7日 / 電気用品安全法

許認可申請手続き専門の東京都府中市の行政書士あだち事務所の足立聖人です。

 

USBの機器と電気用品安全法

 

USBが電源になっている機器が増えてきています。

 

小型の扇風機や温かい飲み物を保温するものなど、パソコン周辺で使用する機器だとパソコンのUSBポートから電源を受けられるので便利です。

 

またパソコン周辺で使用するものでないものでも、USBから電源を受けられるようになっているものがあります。

 

パソコン周辺で使用しないものはUSBのポートが必要になりますので、電源コンセントに差し込んでUSBに電気を供給するアダプターが必要になります。

 

USBのアダプターは、デジカメやスマートフォンなどを購入すると付属品として同梱されている場合も多いですね。

 

付属品が電気用品安全法の対象になることも

 

例えばUSBポートに差込んで電源の供給を受ける卓上扇風機を輸入する場合の、電気用品安全法に関して必要な手続きを考えてみましょう。

 

卓上扇風機の本体はUSBポートから供給される直流電源で動作しているので、電気用品安全法の規制対象外です。

 

そしてコンセントに差し込んでUSBに電気を供給するアダプター(ACアダプター)は電気用品安全法の対象になりますので、輸入事業届出等の手続きが必要です。

 

しかも、ACアダプターは特定電気用品に区分されますので、登録検査機関での適合性検査も受検する必要があります。

 

日本国内で調達すれば事業の届出は不要

 

これらの手続きなしで日本国内で販売するには、日本国内で調達することが最も簡単な方法です。

 

また、電気用品安全法の輸入事業者である輸入商社を通りして日本で購入することも同様のケースです。

 

自社で輸入するケースに比較して、日本国内で調達するケースや輸入商社を経由するケースはコストアップにつながりますが、特定電気用品の手続きにおいては製造工場の協力が絶対に必要ですので、海外の製造工場の協力が得られない場合は、これらの方法を検討してみるのも良いでしょう。

 

 

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