遅滞なく、直ちに、速やかに、の使い分け

2015年4月22日 / お知らせ

許認可手続き専門の東京都府中市の行政書士あだち事務所の足立聖人です。

 

役所への届出手続き

 

国や地方公共団体に届け出ている事項に変更があったときや終了するときには、その旨を届け出なければなりません。

 

届出の手続きには期限が設けられており、それぞれが法律や施行規則などで定められています。

例えば次のようなものです。

電気用品安全法における電気用品製造事業の開始届出は「事業開始から30日以内」。

建設業法における決算報告は「事業年度終了後4ヶ月以内」。

 

そして、期限が数字で決められていないものもあります。

電気用品安全法における、事業届出事項変更届出や電気用品製造事業廃止届出の場合は「遅滞なく」です。

 

日数が具体的な数字でない場合

 

法律に関係する時間については、「遅滞なく」、「直ちに」、「速やかに」という言葉が使われますが、どのような違いがあるのでしょうか。

 

「遅滞なく」は合理的な理由による遅延が許される場合に使われ、即時性は弱いものです。

「直ちに」は最も即時性が強く、一切の遅延が許されない場合に使われます。

「速やかに」は「遅滞なく」よりは強く、「直ちに」よりは弱いものに使われます。

 

おおよそこのように使い分けがされているのです。

 

 

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